今回はiTunesカード(Appleギフトカード)の残高を人にあげることはできるか? という内容で解説をしていきます。
友人や家族にiTunesカードを渡したいと考えている人もいるでしょうが、残念ながらiTunesカードの残高を直接人にあげることはできません。
しかし、iTunesカードの状態や工夫によっては、iTunesカードを人にプレゼントすることは可能です。
そこでこの記事では、残高を直接あげることができない理由や間接的にiTunesカードの残高を人にあげる方法、残高を使ってプレゼントを贈る時の注意点についてご紹介していきます。
ギリギリでプレゼントしようとして失敗しないためにも、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
扱いを知ってもらうために、譲渡の可否や残高を移動する条件についてご紹介します。
「iTunesカード(AppStore&iTunesギフトカード)」と「AppleStoreギフトカード」は2021年11月にAppleギフトカードに統合されました。
現在「旧iTunesカード」を持っている場合、残高をアカウントに登録すれば「Appleギフトカード」と同じような使い方ができるので、本記事では「Appleギフトカード = iTunesカード」と定義してお話ししていきます。
この記事でお伝えしたいこと
iTunesカード(Appleギフトカード)の残高をあげることはできる?
Apple製品・サービスで利用できるiTunesカード(Appleギフトカード)は、Appleユーザーにとって、もらって嬉しいプレゼントといえます。
では、このギフトカードの残高を、人にあげることはできるのでしょうか?
iTunesカードの取り扱いについて、譲渡の可否や残高を移動する条件についてご紹介します。
【結論】残高をあげることはできない
残念ながら、あなたのAppleIDに登録された残高を直接別のユーザーにあげることはできません。
なぜなら、AppleIDに登録された残高は本人しか利用できない規定となっているからです。
未使用の状態であれば譲渡できますが、使用済みとなれば譲渡に対応してもらえません。
そもそも残高を譲渡する機能が設けられておらず、ギフトコードをアカウントに登録した時点で本人以外の利用が不可となってしまうので注意してください。
残高の払い戻し・キャンセルはできない
中には誤って自身のAppleIDに残高を登録してしまった人もいるでしょうが、残念ながら一度登録してしまった残高は払い戻しやキャンセルができません。
基本的にサービス提供者側のミスであれば払い戻しやキャンセルといった対応をしてもらえますが、本人(利用者)側のミスとなると自己責任になってしまいます。
AppleIDを確認し、しっかりと使い道がある状態で登録するようにしましょう。
別端末で残高は使える!
AppleIDに登録した残高はクラウド上に管理されているので、端末が違っても同じアカウントなら問題なく共有できます。
例えばiPhoneとiPadを同じAppleIDで使っている場合は、登録した残高を両方の端末で使えるということですね。
iTunesカードのギフトコードは端末本体に登録されるのではなく、AppleIDにチャージされています。
インターネットを経由してログインできればどの端末でもあなたの残高を共有できるので、機種変更や端末の変更があっても問題ないことを覚えておきましょう。
iTunesカード(Appleギフトカード)の残高で購入できるもの
現金の代わりとなるiTunesカード(Appleギフトカード)の残高ですが、具体的には以下のような製品・サービスで利用できます。
- Apple Store:製品(iPhone、iPad等)、アクセサリ
- App Store:アプリ、ゲーム、アプリ内課金
- iTunes Store:音楽、映画
- Apple TV:番組、映画
- Apple Books:書籍、雑誌
- Apple Music、Apple Arcade、Apple TV+:サブスクリプション
- iCloudストレージの支払い
iTunesカードは基本、Appleが提供する製品・サービスでのみ利用可能です。
そういう意味では使用用途が限られたギフトカードだと言えますね。
とはいえAppleユーザーであれば幅広く活用できるので、Appleユーザーへのプレゼントとしてはおすすめできます。
iTunesカード(Appleギフトカード)の残高を確認する方法
ちなみにiTunesカード(Appleギフトカード)の残高は以下の方法で確認できます。
- iPhone
- PC
まずiPhoneで確認する場合には、iTunesアプリが必要です。
アプリを起動したら画面最下部にApple IDが表示されるため、その部分をタップしてください。
画面が切り替わり、アカウント情報の確認画面が表示され、その中にiTunesカード(Appleギフトカード)の残高が記載されています。
次にPCで確認する場合には、iTunesのソフト・アプリを起動して、iTunesStoreを開いてください。
AppleIDでサインインしたら、アカウント名をクリックしてAppleIDを見てみましょう。
画面下側に、今使える残高が表示されています。
iTunesカード(Appleギフトカード)をあげる5つの方法
登録済みのiTunesカード(Appleギフトカード)については残高をあげることができませんが、新品のiTunesカードなら問題なくプレゼントできます。
新品であれば、以下の5つの方法でiTunesカードをあげることが可能です。
1つずつ詳しく解説していくので、参考にしてみてください。
※iTunesカードは、AppleIDの残高では購入できません。
現金もしくはクレジットカード決済が必要ですのでご注意ください。
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①手渡し・郵送でギフトカードを送る
iTunesカード(Appleギフトカード)を人にあげたいと考えているなら、カードタイプを店舗で購入し、手渡しするか郵送でプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。
近年ではギフトカードの電子化が進み、iTunesカード(Appleギフトカード)の多くはメールで届くデジタルタイプが主流となっています。
しかし、プレゼントとなるとやはり形に残るものが喜ばれるものです。
カードタイプのiTunesカード(Appleギフトカード)は、コンビニやスーパー、CDショップなどの店舗で購入できます。
一部店舗では、ギフトカードのラッピングに対応してくれるので、事前にラッピングしてくれる店舗を探して、iTunesカード(Appleギフトカード)を購入するのも良いですね。
②メールでオンラインギフトカードを送る
簡易的・効率的にiTunesカード(Appleギフトカード)をプレゼントしたいなら、メールでギフトコードを送ることができるオンラインギフトカードを利用するのがおすすめです。
メールタイプのiTunesカードは、以下のマーケットで購入できます。
- 公式オンラインストア
- Amazon
- 楽天市場
購入時にはiTunesカードのデザインを選択できるほか、金額も1円単位で設定できるのが特徴です。
金額などを語呂合わせにしてプレゼントすれば、遊び心を加えることもできます。
デジタルタイプの送付方法なら当日中にメールを届けることが可能なので、急ぎでプレゼントを用意しないといけない場合は、ぜひ利用してみてください。
③ギフトアイテムを送る
iTunesカード(Appleギフトカード)ではなく、商品・サービスを選んでプレゼントすることもできます。
ギフトアイテムのおくり方は簡単です。
次のサービス内から共有ボタンをタップし、プレゼントボックスマークを選択しましょう。
- App Store
- iTunes Store
- Apple Music
- ブックストア
あとはプレゼントしたい相手を選択するだけで、ギフトメールを送信できます。
相手がメールを開き、デバイスにダウンロードすればプレゼント完了です。
オンラインギフトとして、ぜひ利用してみてください。
④LINEの友だちに送る
iTunesカード(Appleギフトカード)は、チャットコミュニケーションツールのLINEから贈ることも可能です。
LINEで利用できる「LINE Pay」を通じて、友だちにすばやくiTunesカードをプレゼントできます。
購入、プレゼント、共有すべてがLINE上で完結できるため、直接会わなくても手続きを行えるのが特徴です。
またiTunesカード(Appleギフトカード)はLINEポイントを使って最低金額500円から購入できるので、余っているポイントを活用するのもいいでしょう。
普段、LINEで連絡をとっている友人や家族がいるなら、有効活用してみてください。
⑤現金化してからあげる
iTunesカード(Appleギフトカード)のままでは人にあげにくいなら、買取サイトを利用して現金化してからあげる、というのも1つの手です。
現金化できたらそれで自由にプレゼントを買ってもいいですし、現金化できるなら人にあげるんじゃなくて自分で使いたい、という人もいるのではないでしょうか。
買取サイトと聞くと「怪しい」、「換金率が低くて損をしそう」、「安全性に問題がありそう」と思われるかもしれませんが、実績のある大手買取サイトを使えば問題はありません。
とくに「アマトレード」がおすすめで、高換金率、安心、安全に利用できるので、ぜひ利用してみてください。
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Apple(iTunes)ギフトカードをプレゼントする時の注意点3つ
様々な方法でiTunesカード(Appleギフトカード)をプレゼントできますが、ギフトカードを贈るときには注意すべきポイントが3つあります。
ギフトカードの利用に対して、多少の条件が設けられているため、事前に確認しておきましょう。
①残高でギフトカードを購入することはできない
現在お持ちの残高を利用してプレゼント用のiTunesカード(Appleギフトカード)を購入しようと考える人もいるかもしれませんが、残念ながら店舗購入・オンライン購入ともに残高でギフトカードを購入することはできません。
iTunesカードの購入は、現金もしくはクレジットカード決済が対象です。
支払い方法で失敗しないように注意してください。
②使えるのはApple関連のみ
iTunesカードが利用できるのは、Apple関連の製品・サービスのみです。
別のサービスや製品を購入することはできません。
そのため、iTunesカード(Appleギフトカード)をプレゼントする前に贈る相手がAppleユーザーかどうかを確認しておきましょう。
もし贈る相手がAppleユーザーでなければ使い道がない可能性もあるので注意が必要です。
③海外の友人には送れない
iTunesカード(Appleギフトカード)を購入して海外の友人にプレゼントしようと考えている人もいるかもしれませんが、残念ながら国内で購入したiTunesカードは海外では利用できない規定となっています。
贈ったとしても残高に反映できないなどのトラブルがありますので、注意してください。
Apple製品を買ってプレゼントする手もある
iTunesカード(Appleギフトカード)の残高を直接プレゼントできないことや、相手が海外にいることにお困りなら、Apple製品を購入してプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
たとえばAirPodsなどであればAndroidでも使えるので、相手がAppleユーザーではない場合もプレゼントを贈ることができます。
冒頭でも解説いたしましたが、以前までAppleが提供するギフトカードは「Apple Store ギフトカード」と「App Store & iTunes ギフトカード」の2種類が提供されており、利用できるマーケットが異なっていました。
しかし、2021年11月からギフトカードが統合され「iTunesカード(Appleギフトカード)」として利用できるようになったのです
残念ながら統合後も残高をそのままプレゼントすることはできませんが、移動できない残高を活用する方法として、ぜひ利用してみてください。
【まとめ】iTunesカード(Appleギフトカード)残高は自分で使い切ろう
今回は、iTunesカード(Appleギフトカード)の残高を人にあげるにはどうすれば良いかというお悩みについて解説をしてきました。
iTunesカードを自身のAppleIDに登録してしまうと、登録されている残高を別のユーザーに送ることはできなくなってしまいます。
登録済みの残高は本人だけしか利用できない仕様なので注意が必要です。
もし誰かにプレゼントする予定があるなら、店舗もしくはオンラインストアで新品のギフトカードを購入して贈るか、本文中で紹介したように間接的な方法で贈るようにしましょう。
ただし、iTunesカードはApple関連の製品・サービスのみが対象なので、事前にプレゼントする相手が使ってくれるかリサーチしておくことをオススメします。